（写真＝HPより）
4月10日、レディース衣料を手掛けるANAP <3189> は、2015年第2四半期非連結決算を発表した。営業収益は前年同期比9.3％減で39億円、営業損失は3億円。消費者の節約志向や円安による仕入れコストの上昇の影響を受けた。
客単価の高いインターネット販売では、ZOZOTOWNなど他社サイトにおける売上が堅調に増加し前年同期比22.6％増となった。一方、店舗販売では、ショッピングモールに5店舗新規出店したものの既存店舗の収益減により前年同期比22.0％減と落ち込んだ。
同日、ANAPは役員退職慰労引当金の取り崩しと当期の業績予想の修正を発表した。前回予想を12億円下回る78億円の業績見通しであり、営業利益についても前回予想を5.8億円下回る1億円とした。
黒字転換を目標に、事業セグメントの本社機能を1か所に集約し、事業経営のスピードアップを図っている。また、収益の見込めない11店舗を既に閉店し、今後も店舗リストラクチャリングに基づく収益回復を推進する。（ZUU online 編集部）
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