「タカタ」 <7312> 製のエアバッグに不具合の可能性があるとして、トヨタ自動車 <7203>と日産自動車 <7201>が5月13日、計約164万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象車種は、トヨタが「カローラ」や「ヴィッツ」、日産が「エクストレイル」など。

両社の届け出資料によると、けがや事故の報告はないが、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)に不具合がある可能性があり、正常にエアバッグが展開しない恐れがあるため、予防的措置としてリコールを実施する。

今回の対象車は、トヨタが「カローラ」「ヴィッツ」「ノア」「アルファード」など25車種計135万7228台。製造期間は2003年7月~07年3月。日産が「エクストレイル」「フーガ」など8車種と、いすゞ自動車にOEM供給する「コモ」の計28万8397台。製造期間は2004年1月~08年3月。合計で164万5625台となる。

両社とも点検を行い、不具合がある場合は部品を交換するか、助手席エアバックの機能を停止させるなどの対応をするという。利用者に対し、ダイレクトメールなどを通じて呼びかけていくとしている。(ZUU online 編集部)

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