トヨタ自動車 <7203> とマツダ <7261> は5月13日、環境技術、先進安全技術などをはじめとした分野で、経営資源の活用や商品・技術の補完などの相乗効果を念頭に置いた業務提携についての覚書を調印したと発表した。これにより両社は互いの特長を生かした業務提携内容の合意を目指す。
両社はもともと、トヨタがハイブリッドシステム技術のライセンスを供与したり、マツダのメキシコ工場において、トヨタの小型車生産を担うなど従来から提携関係を構築してきており、今回明らかになった業務提携で関係をさらに強化する。
発表によれば現在では、両社の共同で業務提携の内容を決めるための検討委員会を立ち上げ、具体的な議論を開始する。
トヨタの豊田章男社長は「マツダは『SKYACTIV 技術』『魂動デザイン』など、基本にこだわったクルマづくりを進めるとともに、次代を担うクルマ・技術に挑戦し続けているクルマ会社。志を同じくする企業同士で新しい『クルマの魅力向上』に取り組めるという期待感で一杯だ」と語りました。
マツダの小飼雅道社長は「トヨタは地球環境保全、モノづくりの将来に責任を果たされようとする強い意志を持った企業。創業以来地元を大切にし、地元から愛されていることにも共感しいる」と語った。 (ZUU online 編集部)
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