マクドナルド
(写真=Getty Images)

ハンバーガーへの異物混入や消費者のファストフード離れといった逆境に苦しむ日本マクドナルドホールディングス <2702> の子会社である日本マクドナルドは5月15日、「妖怪ウォッチ」のハッピーセットを期間限定で販売することを明らかにし、店舗での経営改善の施策の具体的な展開をさらに一歩進めた。

同社の不祥事ではマクドナルドハンバーガーでの、食の安全・安心といった点への懸念がクローズアップされて社会的な批判を招いたほか、2期連続での赤字を同社が計上。さらに、2015年12月期の第1四半期においても約111億2400万円の経常赤字となるなど、厳しい事業環境が続いていた。

その中で、同社は打開策として、ビジネスリカバリープランを4月中旬に発表。経営陣の報酬削減も同時に実施するなど身を切る姿勢をアピールするとともに、不採算店舗の大幅縮小、店舗の改装、そして信用の回復を図るという目標が明らかにされていた。選択肢をより広げたセットメニューや、ハッピーセットの新メニューの設定も盛り込まれており、今回の新メニューの提供開始もその一環とみられる。

今回、マクドナルドで提供されるのは妖怪ウォッチをモチーフにしたハッピーセットで、人気キャラクターとして注目される「ジバニャン」などのグッズを用意することで、販売の強化を図る。提供期間は5月22日から2週間となっている。なお、同社によれば、妖怪ウォッチがハッピーセットに登場するのは2度目で、流行する玩具を再び、上手く売り上げの底上げにつなげられるか注目されそうだ。

また、日本マクドナルドは、「より顧客にフォーカスしたアクション」をビジネスリカバリープランの標語の一つに掲げており、消費者からの意見が届く「お客様サービス室」を、下平篤雄代表取締役副社長兼COOの直轄にするなどの組織変更も実施してきた。ほかにも、一般の母親らに同社の生産現場を見学してもらい、得られた意見を公開する「ママズ・アイ・プロジェクト」も推進しており、企業イメージや社会的な信用の回復の取り組んでおり、成果が期待されている。(ZUU online 編集部)

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