(写真=ZUU online 編集部)
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は5月15日、2015年3月期の連結決算を公表した。純利益は前期比5%増の1兆337億円で、2年連続で過去最高益を更新するとともに、国内の銀行グループで初めて1兆円を超えた。
経常収益は8.9%増の5兆6384億円、経常利益は1.1%増の1兆7130億円だった。
国内預貸金収益が減少した一方で、欧米やアジアなど海外での貸出収益が増加したほか、運用商品販売や投資銀行業務などが好調。子会社化したタイのアユタヤ銀行が利益を出したことなどが影響し、業績を押し上げた。
一方、16年3月期の業績予想については、経済情勢や相場環境などに不確実性があるため、純利益は1兆円を割り込む9500億円の見込みとした。
また、三菱UFJフィナンシャル・グループは同日、1000億円を上限に自社株買いを行うことも発表した。(ZUU online 編集部)
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