パナソニック太陽電池 (写真=プレスリリースより)

パナソニック <6752> は5月18日、太陽電池を増産するため、国内工場への設備投資を決めたと発表した。生産拠点の島根工場(島根県雲南市)と滋賀工場(滋賀県大津市)で95億円をかけて生産ラインを増強する。生産開始は2016年3月の予定。

住宅設備事業などを手がける社内カンパニー「エコソリューションズ社」が取り組む。主力生産拠点のマレーシア工場(マレーシア・ケダ州)と二色の浜工場(大阪府貝塚市)と合わせ、2015年度末には全体で14年度比1割増の1ギガワットを超える生産体制を構築する。

発表資料によると、日本の太陽光発電市場は固定価格買取制度の導入に伴い、拡大しているという。今後も政府主導でのゼロ・エネルギー・ハウスの普及などが見込まれることから、住宅を中心とした太陽電池の屋根置市場は引き続き需要が見込まれるとして、増産を決めた。

同社は発表資料で「パナソニックグループの総合力を生かし、太陽光発電システムをコアとして、エコキュート、蓄電池、省エネ家電などと連携し、豊かで快適なくらしを実現する『スマートHEMS』の拡大を目指す」としている。(ZUU online 編集部)

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