明治
(写真=ホームページより)

明治ホールディングス <2269> は5月18日、2015年度から17年度を対象とした中期経営計画を発表した。18年3月期(17年度)の営業利益の目標を640億円(14年度は515億円)とした。「健康な食生活」を中心としたヨーグルトやチョコレート製品などの食品事業の強化や医薬品分野での成長を目指す。

中期経営計画では、18年3月期の目標として売上高1兆2600億円、営業利益率5%を掲げた。食品分野では売上高を現在実績の1兆218億円から1兆800億円に、営業利益を同じく416億円から500億円に引き上げる。医薬品分野では売上を現在の1413億円から1800億円に、営業利益を現在の100億円から140億円に伸ばす。

食品分野では、カカオや乳酸菌の機能性研究を基盤とした高付加価値商品の展開などでシェアの拡大を目指す。医薬品分野では専任要員などを増やすことで抗うつ剤市場シェアの1位獲得を目指す。原材料価格の上昇などコスト面で低採算商品の見直しや物流効率化などで生産性を高め、事業体質を強化するという。

また、連結の海外売上高は18年3月期に1040億円を目標値とした。中国やアジアでチョコレートやヨーグルトの販売を強化し売上拡大を図るほか、医薬品分野ででも重点品目の販売を拡大することなどで成長を目指す。(ZUU online 編集部)

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