日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は5月20日、さまざまな機器がインターネットに接続するIoT(モノのインターネット)分野などのベンチャー企業などを支援するインキュベーションプログラムの募集を開始すると発表した。テクノロジー分野で注目されるIoTのベンチャーの事業化を後押しし、同分野の活性化を図る構えだ。

日本IBMはかねてより、ベンチャー企業を支援するプログラム「IBM BlueHub(ブルーハブ)」を展開しており、オフィスとして利用できるシェアード・スペースの提供や技術支援、起業相談、ワークショップの共同開催なども行う。ベンチャーキャピタルや起業に必要なITインフラなどの提供も継続しており、サムライインキュベートやツクルバも、同プログラムを通じて起業を支援してきた。

今回、「IBMブルーハブ」ではIoT分野のベンチャーなどの支援を狙うもので、応募を募るのは2回目となる。日本IBMによれば、IoT分野では、データ収集や活用方法にも課題が多いとのことだ、今後の新たな取り組みや技術の開発が求められている様子だ。

また、日本IBMは「開発者向けに提供するクラウド・プラットフォーム『IBM Bluemix(ブルーミックス)』やIBMのクラウドサービス『ソフトレイヤー』など、先進的なテクノロジーを提供する」などの支援を提供するとしている。(ZUU online 編集部)

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