社長

東京商工リサーチが4月6日、個人企業を含む代表者のデータをまとめた結果が発表された。この調査は2010年から5回目で、社長の出身地や出身校が集計されている。


都道府県別に見た社長出身地

都道府県別に社長の出身地を見ると、トップは東京都で、7万4,867人、2位北海道の4万9,751人、3位大阪府の4万5,866人でトップ3に入った。4位は愛知県の4万3,418人、5位は神奈川の3万168人だった。当然のこととは言え、人口が密集する大都会出身の社長が多くなる。

一方、最も少なかったのは鳥取県の4,329人で、次いで滋賀県の5,941人、佐賀県の6,207人などとなっている。


「輩出率」では徳島県に軍配

ただ、ここに人口の要素を加味してみると、結果は大きく異なってくる。社長数を総務省「人口推計」(2013年10月1日付け)と対比した「輩出率」では、首位は徳島県の1,290%で、2位の山形県1.289%をわずかながらも上回った。3位以下は昨年の順位と変動はなく、香川県1.206%、4位は秋田県1.100%、5位は愛媛1.028%と続いた。