内視鏡検査
(写真=Thinkstock/Getty Images)

富士フイルムは5月25日、消化管や気管支の内部の様子を超音波を当ててさぐる超音波内視鏡の新製品を発売することを明らかにした。従来から進めてきた内視鏡分野での展開を、製品開発、ラインナップ拡充でさらに進めた格好だ。

発表によれば、超音波内視鏡検査では、同内視鏡の先端に取り付けられた超音波振動子が発する超音波を、消化管や気管支の内部から当てて、粘膜下の腫瘍など病変部の位置や大きさ、深達度などの計測ができるという。

また、同社は超音波内視鏡検査について、「気管支領域や、食道・胃・十二指腸の消化管領域のほかに、通常の内視鏡で観察できないすい臓・胆道領域の病変部の精密検査にも広く用いられている。近年では、超音波画像で病変を観察しながら、穿刺針で病変部の細胞や組織を採取して診断する細胞診・組織診を行う手技が急速に普及し始めている」とも解説。

富士フイルムから今回発売される新製品は、超音波内視鏡用観測装置「SU-1」とスコープ2機種の3つ。新製品となる観測装置には、画像処理MPUを搭載し、データの高速画像処理能力や独自に開発した画像処理技術で、より高精細でより高画質な画像の撮影が可能という。

ほかにも、CHIや、検査する臓器の硬さをカラー分布で可視化するエラストグラフィ、画像情報から体内における超音波の最適な伝播速度を推定し、より鮮明な画像に再構築する音速補正などの機能も搭載しているとのことだ。

同新観測装置で使用できる超音波スコープとして、上部消化管用の「EG-580UR」と「EG-580UTも新たに発売される見通し。なお、いずれの製品についても、発売予定日は6月25日となる。

同社は、超音波内視鏡用観測システムだけではなく、レーザー内視鏡「LASEREO」システムや経鼻内視鏡などで、がんなどの疾患の早期発見・早期治療と、患者の身体的負担の低減を目指していくなどとしている。(ZUU online 編集部)

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