NTTドコモ <9437> は5月28日、高齢者向けの見守りソリューション「おらのタブレット」を全国の法人・地方自治体向けに提供を開始すると発表した。

発表によれば、同ソリューションは、自治体などが高齢者に日常生活の情報や災害情報をアプリケーションを通じて、分かり易く提供できるようにもするもの。自治体はメールで情報を配信し、開封通知を受け取ったり、健康状態や安否の確認をとったりすることができるようになるという。

他方で高齢者は、血圧測定や歩数管理、健康管理などを行い、自治体との連携もできる。

さらに、同社によれば、今回提供を開始するソリューションは、長野県大町市と天龍村の両自治体、および住民の協力の下、実際に試作品を使用しながら独自に開発された。特徴についても、NTTドコモは「メール機能はATM(現金自動預け払い機)の操作画面のように画面の案内に沿ってボタンやキーを押す画面遷移とし、タブレットの画面上に表示する選択肢は最大3つまでとした」などの工夫を施したとコメント。

ほかにも、同ソリューションは、文字の入力方法は五十音、手書き、および音声入力などに対応することで、テンキー入力やキー操作の苦手な方にも入力しやすくしているといった特徴を持つとのことだ。(ZUU online 編集部)

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