株主優待,配当利回り,おすすめ,実質利回り
(写真=Thinkstock/Getty Images)

株式投資の目的は、株の値上がりや配当収入など人それぞれだろう。しかし、短期での株価上昇より、長期的な観点での株式投資を考えた時に、株主優待に注目するとまた別の面白みを感じることができる。今回は、2015年9月権利落ちの株主優待銘柄から、優待利回り別のトップ20銘柄を紹介していく。

20位から11位には小売系がランクイン!これらは優待利回りだけではなく、使いやすさも考慮して選びたい

20位から11位までは小売系の銘柄が多くランクインする。小売系の銘柄は自社店舗でのお食事券を提供する銘柄が多い。このような銘柄は、優待利回りだけではなく、近くに頻繁に利用する店舗があるか、使用条件や使用期限も併せて使いきれる銘柄かどうか、金券ショップで優待券を買い取ってくれる銘柄かどうか、などといった条件を総合的に検討し、購入する銘柄を選びたい。


20位 ハーバー研究所 <4925> 株主優待+配当利回り=2.2% 化学

自然化粧品、健康食品を販売するハーバー研究所は、100株以上の株主に対して9月と3月の年2回、3,000円x3枚で合計9,000円相当の株主優待を進呈している。株価が4,160円(2015年5月13日終値)となっているので最低投資金額が416,000円と高く、ゆえに優待利回りは2.2%となってしまうが、株主優待券の金額は9,000円分と大きいので、ハーバー研究所の自然化粧品、健康食品の購入を検討しているのであれば、株式の購入を検討するのも一案だ。利回りが特に高いという訳ではないが、全国に店舗があること、優待券は一人1枚使え、4人以上のグループで行った際に優待券が使いきれることを考えると、価値は高い。


19位 アトム <7412> 株主優待+配当利回り=2.5% 小売業

回転寿司の「にぎりの徳兵衛」や、ステーキの「ステーキ宮」をはじめ、多数の業態を展開するアトムも使いやすい株主優待がある。アトムの株主優待は、100株以上の株式保有の場合に2,000円分のポイントを発行し、 1ポイント=1円で株主優待として使える店が特徴である。

他社では、300円、500円といった優待券以下の単位では株主優待を使うことができないが、アトムの株主優待は1円単位から使えるのがメリットだ。なお、現在の株価からみた株主優待利回りは2.5%であり、9月と3月の年2回優待の権利を得ることができるので、その点でも得だ。


18位 テンアライド <8207>  株主優待+配当利回り=2.6%

首都圏、関西、東海の各エリアに「天狗」と名が付く居酒屋を展開するテンアライド。ここの株主優待も使いやすく、優待利回りも高い。テンアライドの株主優待は100株以上の株主に対し500円の無料飲食券2枚を進呈している。テンアライドの株価は381円(2015年5月13日終値)であるので、株主優待の利回りは2.6%となる。


17位 安楽亭 <7562> 株主優待+配当利回り=2.9% 小売業

焼肉チェーンレストラン安楽亭の株主優待も金額が大きい。安楽亭の株主優待は、1,000株以上保有の株主に権利がある。優待の内容は自社店舗で使える500円券x26枚であり、株主優待の価値は13,000円分となる。また、優待券と併せて20%の割引券も貰える。株価から算出した優待利回りは2.9%であるが、併せて20%の割引券も貰えることから、実質利回りは3%以上あるといえる。


16位 ヴィアHD <7918>  株主優待+配当利回り=2.9% 小売業

全国で居酒屋「備長扇屋」レストラン「カプチーナ」などを展開するヴィアHDの株主優待も使いやすい。ヴィアHDの株主優待は100株以上の株主に対し自社店舗で使える500円が5枚。合計2,500円分が贈呈される。ヴィアHDは全国に522店舗(2014年9月30日現在、会社発表)展開しているだけでなく、近くに店舗がない株主のために優待券と交換できる商品を用意しており、株主が有効期限までに使えないことがないような仕組みになっている。なお、株価水準からの優待利回りは2.9%であるが、年2回優待をえることができる。

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