三菱航空機と三菱重工業 <7011> は6月8日、開発を進めている国産の近距離飛行向けの小型ジェット旅客機(リージョナルジェット機)「MRJ」の走行試験を開始することを明らかにした。国産旅客機の飛行開始に向けて、また前進した格好だ。
両社はかねてより国産のリージョナルジェット機の開発を進めており、同航空機は80席前後の座席数の次世代民間旅客機。発表によれば、現在の受注機数は407機で、そのうち223機が確定しているとのこと。
また、昨年10月に、MRJのロールアウト式典が行われた経緯があり、今年の9月ないしは、10月の初飛行を目指している。当初は今年6月にもMRJの初飛行が行われる見通しだったものの延期した経緯もあり、今後の開発スケジュールも遅れないかにも注目だ。
両社はほかにも「各種地上試験や量産段階への移行準備など一体となった事業展開を進めている。今後も、航空業界の一翼を担いつつ、MRJプロジェクトの成功に向けて取り組む」などとしている。(ZUU online 編集部)
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