いすづ,GM

6月15日、いすゞ自動車とゼネラルモーターズ(GM)は、米国市場でのいすゞの商品力強化とGMの商用車事業強化拡大に向けた協業を進めることで合意したことを発表した。

いすゞが生産するNシリーズ(日本名『エルフ』)トラックを2016年にシボレーブランドとしてシボレーディーラーから販売する。

いすゞとGMは35年間続いていた資本提携を2006年に解消していたが、その後も協力関係にあり、昨年9月にはピックアップの共同開発を発表するなど業務提携を進めてきた。

今回の提携により、GMは経営破綻した2009年以来、米国の中型トラック市場に再参入することになる。同市場は好調な米国景気に後押しされ、需要が堅調だ。一方、いすゞは量産体制による効率化を見込む。

また、いすゞとGMは商品ラインナップの強化の一環としてGMが生産するV8(6.0リットル)ガソリンエンジンと6速トランスミッションのいすゞへの供給を引続き行うことで合意した。

いすゞは「両社はグローバル事業展開上、必要不可欠なパートナーであり、引続き戦略的業務提携の関係を維持継続していく」とコメントしている。(ZUU online 編集部)

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