信越化学工業<4063>は18日、半導体用のフォトマスクブランクス事業の拡大を目指し、新たに福井県越前市に工場を建設すると発表した。すでに工場用地は取得しており、16年末までの完成および稼働開始を目指す。投資金額は約70億円を見込んでいる。

新工場建設は、急拡大している最先端のフォトマスクブランクスの需要を着実に取り込んでいくことを目的としている。さらに生産拠点を分散化する。信越化学はフォトマスクブランクスを2009年に事業化し、直江津工場(新潟県)で生産を開始した。以来、同工場で生産拡大を続けている。

今回、2つの生産拠点を持つことでリスクの分散を図る。また、生産能力は現在の生産能力の倍増を目指す。(ZUU online 編集部)

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