（写真＝ZUU online 編集部）
KADOKAWA・DWANGO <9468> のグループ会社であるKADOKAWAは6月19日、東京ウォーカーや関西ウォーカーで知られるブランド「ウォーカー」について「ウォーカーREBORN！」と題して再出発することを明らかにする記者会見を開催した。
ウォーカーは1990年に創刊した都市情報誌で、東京だけではなく、名古屋や大阪、福岡でも発行されており、1999年には台北ウォーカーを発行。中国や香港でも展開するなど、海外でも発行。中国国内では、北京や上海、広州の富裕層に送付しており、DMのような形で、同誌は展開しているとのこと。
KADOKAWAでは今後、同海外展開をさらに推進する構えで、執行役員・海外事業部局長の塚本進氏も同日、新たに3カ所の海外拠点を開設する予定だと、同日の記者会見で明かした。
併せて、インバウンド観光に狙いを定めて、KADOKAWA自身がMVNO事業者となり、日本を訪れる訪日外国人観光客向けに「J-Walker SIM」を発売。通信サービスと情報コンテンツを融合して、豊富な日本情報を訪日外国人観光客への提供を目指す。
ほかにも、かねてより展開してきたウォーカーのウェブ版であるウォーカープラスなどデジタル分野での展開をさらに推進。具体的には、現在ではダウンロード数が150万を超えるスマホ向けのアプリ「ウォーカータッチ」の開発についても今後、さらに進める構えだ。（ZUU online 編集部）
【関連記事】
・
野村不動産、三菱電機ら、尼崎市でスマートコミュニティ事業推進
・
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ！
・
日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可！？その意外な方法とは
・
5月の全国百貨店売上は2カ月連続増、外国人向けは3.7倍
・
時価総額1兆超の上場株は買いか？日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命のIPO に迫る
