パナソニック <6752> は6月23日、高精細を実現する液晶パネルとして注目される4K液晶を搭載した法人向けのタブレットを発売することを明らかにした。高い表現力を求められる高精細画像の表示やCADをより快適に使用するといった需要に応える製品が投入される格好だ。

スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスについては、一般向けとビジネス向けの両方で普及がさらに進んでいるほか、フルハイビジョンに続く高精細の液晶パネルである4Kパネルの採用がトレンド。パナソニックによれば、金融などの接客支援や医用画像の表示でも、モバイル機器で高精細画像を表示させるニーズもあるとのこと。

実際に、シャープ <6753> やJDI <6740> といったパネルメーカーらも4K液晶を搭載したスマートフォンを公開した経緯もあり、モバイル端末でも4K液晶の搭載が進みつつある。

発表によれば、パナソニックが今回発売するのは法人向けタブレットPC「TOUGHPAD(タフパッド)4K」の2機種。画面に20型の4K IPSα液晶パネルを搭載し、CPUにも、現時点で比較的高性能な第5世代インテル製を採用するなど、処理能力の向上も図っている。

加えて、HDMI 2.0の入力にも対応し、4Kビデオカメラや4Kカメラで撮影した画像の表示が可能とのことだ。

同社は、発売時期については8月25日を予定しており、今回の新製品を含むタフブック・タフパッドシリーズで年間5万台の生産を計画している。(ZUU online 編集部)

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