(写真=PIXTA)
キリンホールディングス <2503> 傘下のメルシャンは6月29日、長野県塩尻市でワイン用ブドウ栽培の自社管理畑を拡大すると発表した。メルシャン子会社の農業生産法人が7月1日から農地を借り、2017年春からブドウの植栽を開始する。
日本でのワイン市場が拡大していることに加え、近年では日本産ブドウによる日本ワインが国内外のコンクールで高く評価されるなど、普及と発展に期待できることから、自社管理畑の拡大を決めた。
メルシャンは1976年から塩尻市に契約栽培地を持っており、今回、新たに約7ヘクタールの農地を借りて拡大に取り組む。植栽品種はメルローなど。自社管理畑を拡大するのは2003年に植栽を始めた長野県上田市の「椀子(マリコ)ヴィンヤード」以来という。
ブドウ畑は成園を迎えるまでに7年程度かかるため、今回拡大する畑のワインは「シャトー・メルシャン」ブランドとして10年後の発売を目指すとしている。
(ZUU online 編集部)
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