中国人観光客
(写真=PIXTA)

ラオックス <8202> とNTTドコモ <9437> は7月14日、訪日外国人向けのサービス提供に向けて提携すると発表した。ドコモのネットワークを通じて国際ローミングを利用する中国と韓国の通信事業者の携帯電話利用者向けに、ラオックス店舗での買い物に利用できる優待サービスを今年10月から提供する。

優待サービスでは、国際ローミングの利用時にドコモのネットワークに接続することで利用が可能になる。ラオックス店舗で商品購入時に割引サービスなどを受けられる内容という。

今回の合意は、ドコモと中国の通信事業者「チャイナモバイル」、韓国の通信事業者「KT」の3社で締結している事業協力契約を通して、日中韓3か国間での国際ローミングの利用促進を目的とする取り組みを拡大し、新たなサービスを展開する試み。3社が連携して新たなパートナーと提携する取り組みは、今回のラオックスが初めて。

今後、ドコモとラオックスは他の海外通信事業者や訪日外国人向けビジネスを展開する企業など、さらに提携先を拡大させる。日本滞在中に使える情報の提供、翻訳技術を活用した言語サポート、訪日外国人に関するマーケティングなどにも取り組む考えという。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
大人気『プレミアム商品券』の裏で混乱を招く自治体の「見通しの甘さ」
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可!?その意外な方法とは
ユニクロ、6月売上高が「2ケタ減」の理由
NTTを超える数兆円超の上場?元国営3社のIPOに迫る