日本銀行は7月15日の金融政策決定会合で、当面の金融政策について現状維持を賛成多数で決めた。国内景気については「緩やかな回復を続けている」との見通しを維持した。
会合では賛成8、反対1の賛成多数で、金融政策の現状維持が決まった。マネタリーベース(資金供給量)を年間約80兆円に相当するペースで増やす政策を続ける。
また、今年4月に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の中間評価をまとめた。2015年度の実質経済成長率見通しを2.0%から1.7%に引き下げた。中国経済の減速などで生産や輸出の動きが鈍くなっていることを反映したものとみられる。物価上昇率見通しについても、0.8%から0.7%に下方修正した。(ZUU online 編集部)
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