三菱ケミカルホールディングス <4188> は16日、傘下の三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの化学系3社を統合することを前提に、組織再編の検討に入ると発表した。本年度中に統合の実施について結論を出し、2017年4月を目途に再編を進める予定。

組織再編は、規模と収益で上回る欧米化学企業や発展著しいアジア企業群との競争に勝ち抜くのが狙い。事業基盤の強化が喫緊の課題としている。

このため3社が持つ事業ユニット、技術プラットフォーム、販売チャネル、重複する組織や機能を再編成・統合。人、技術、情報などの経営資源を最大限に活用し、事業の成長とグローバル展開を加速することが必要と判断した。(ZUU online 編集部)

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