三菱重工業 <7011> と三菱商事 <8058> は7月24日、ウズベキスタン共和国の化学産業公社傘下の化学品製造会社「ナヴォイアゾット」が建設する大規模アンモニア・尿素肥料製造プラント建設プロジェクトで、設計から調達、建設、試運転に関する契約を受注したと発表した。正式に契約は近く発効する予定という。
この肥料製造プラントは、ウズベキスタン中央部の都市ナヴォイに建設される。同国で豊富に産出される天然ガスを原材料とし、アンモニアと尿素を製造する。生産能力はアンモニアが日産2000トン、尿素が同1750トン。三菱重工業がプラントの設計・調達・建設・試運転を担当し、三菱商事は三菱商事マシナリとともに、プラント機器の輸送を手掛ける。
三菱重工業は世界中に多くの肥料製造プラントを供給している。ここ数年も大規模な肥料製造プラントを連続で受注し、現在も多数の大型肥料製造プラントを建設している。今回の受注はこれらの実績などが評価された。
三菱重工業と三菱商事は「今後も、世界の肥料製造プラント市場でプレゼンスを一層高めるとともに、合成ガス・石油化学分野での継続受注を目指して積極的な営業を展開していきます」としている。(ZUU online 編集部)
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