NTTグループもPPS向けサービスを立ち上げ

NTTデータ <9613> は新電力事業者向けのトータルサポートサービスを6月11日より始めた。電力事業に必要となるアプリケーションプラットフォーム、コールセンターや収納代行などの各種BPOサービスまで、NTTデータグループをはじめ、富士電機 <6504> と協和エクシオ <1951> との協業により、新電力事業者をトータルにサポートする。

3社は、2016年4月に提供開始することで合意し、同サポートでNTTデータは5年間で累計150億円の売り上げを目指す。各社の役割はそれぞれ、以下の通りだ。

NTTデータ:国内外の電力業界における豊富な実績、流通・小売等の多様な業界におけるコンシューマー向けビジネス創出のノウハウを生かし、アプリケーションプラットフォーム・外部機関との連携基盤を開発・運用

富士電機:スマートコミュニティにおける一般利用者を含めた大規模実証実験、発電制御・需要予測の実績・ノウハウを生かし、需給管理を開発・運用

協和エクシオ:高圧一括受電サービス、通信業界での顧客管理システムの構築実績を生かし、CISを開発・運用

富士通の新サービスも、NTTデータが提供を開始したトータルサポートサービスも新電力事業者を対象としたもので、電力市場の自由化をビジネスチャンスとして生かして、業績の底上げにつなげられるのか、注目が集まりそうだ。(ZUU online 編集部)

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