株価見直し期待が高まるJフロント、ブリヂストン、良品計画
今期増収増益+増配、かつ材料含みの代表株としては、j,フロントリテイリング <3086> の2500円水準を視野に入れてみたい。株式・不動産の値上がりから富裕層の増加を見据え一気に(大丸松坂屋が)外商担当者を85人増やした点は注目に値するし、インバウンド増加への対策とし「免税カウンターや対応人員増」の充実策も評価に値する。
そして同社にはオムニチャネル戦略の効果が今後どんな形で現れてるかが興味深い。何故なら、傘下にパルコ <8251> や千趣会 <8165> という業態の異なる企業が顔を揃えているからである。
また年初来高値5175円(4月22日)に対し本稿作成時点でIFIS目標平均株価が200円近く上(5369円)にあるブリヂストン <5108> などにも興味を持たざるをえない。「今期の営業利益率予想13%」「配当性向3割」「時価段階のROE14・6%」といささか優等生過ぎる感もあるが、時価4800円台は「提供された拾い場」と見ざるをえない。
さらには盤石な国内に加え、中国などアジア地区の拡充が際立つ良品計画 <7453> の年初来高値(4月10日2万1700円)水準での強張った値動きの意味するところを汲み取りたい。
前期の海外部門は総売上高比率約4分の1に達し営業利益の貢献率も3割に至っている。同社広報部では「インド進出計画」を明らかにし、かつ「今後も年60店ベースで海外を拡充していく」と海外部門を牽引役に右肩上がりの収益動向に自信を示している。(記事提供= 株主手帳 7月号)
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