三井物産
(写真=プレスリリースより)

三井物産 <8031> は7月28日、マレーシアのイスカンダールヌサジャヤ地区にある工業団地で、日系製造業など企業向け賃貸用の倉庫・工場開発事業に取り組むと発表した。シンガポールとマレーシアの企業による合弁企業NTP社と、合弁会社を設立する契約を締結した。

新設する合弁会社の出資比率は三井物産が49%、NTP社が51%。日系製造業を中心とした顧客を誘致し、工業団地「ヌサジャヤテックパーク」(計約210ヘクタール)内の7区画(約10ヘクタール)を開発する。

企業誘致活動が順調に進めば事業開始後4年で7区画全てが完工し、完工後4~5年を目途にシンガポールやマレーシア市場でREITなどを通じた証券化も視野に入れた事業を展開していくとしている。

三井物産は同事業を通じて、今後見込まれる日系製造企業などのイスカンダール地区への移転に向けた不動産ソリューションの提供を目指すとしている。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
なぜ、今「赤色」が人気なのか?景気と色のおもしろい関係
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可!?その意外な方法とは
年金情報流出!あなたの情報を守る「予防医療」とは?
NTTを超える数兆円超の上場?元国営3社のIPOに迫る