総務省が7月31日発表した6月の完全失業率(季節調整値)は、前月比0.1上昇の3.4%となり、5カ月ぶりに悪化した。厚生労働省が同日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍で、前月から横ばいだった。

雇用情勢が良いため女性を中心に新たに求職する人が増えたものの、一部には就職に結び付かない人もいて、失業率が押し上げられた。就業者数は6425万人で、前年同月に比べ36万人増加している。総務省は就業者数が増えていることなどから雇用情勢について「引き続き改善傾向で推移している」とみている。

有効求人は前月より0.7%減り、有効求職者も0.6%減った。都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、最高は東京都の1.73倍、最低は埼玉県の0.82倍だった。(ZUU online 編集部)

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