「ユニクロ」運営会社であるファーストリテイリング <9983> と、大手コンビニ「セブンイレブン」を運営するセブン&アイ・ホールディングス <3382> が業務提携に向けた協議を進めていることが7月31日、わかった。カジュアル衣料大手とコンビニ大手の間の提携ということもあり今後、異業種間の提携の話題が広がりそうだ。
今回明らかになった提携の一つの目玉は、インターネットで販売しているユニクロの商品をコンビニ・セブンイレブンで商品を受け取れる体制の整備だ。コンビニで商品を受けとれるなどのサービスが広がってきており、両社も利便性のさらなる向上を図る格好だ。
また、今回明らかになった業務提携では、プライベートブランド(PB)の立ち上げなども想定しているとのこと。両社でPBを立ち上げることで、物流の効率化だけではなく、商品の開発面でも協調する格好だ。
ほかにも、両社は物流でも協力する見通しで、物流施設の共同利用も図る。セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニ・セブンイレブンだけではなく、イトーヨーカドーや百貨店・そごうなどさまざまな流通子会社を持ち、ファーストリテイリングも全国に物流網を持つ。効率的にな流通を実現することで、コスト削減などにつなげる狙いとみられている。
両社は海外での協力も視野に、提携の詳細を年内をめどにつめていく方針だ。(ZUU online 編集部)
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