ニコン <7731> は8月3日、シンガポールに映像事業の「グローバルマーケティング戦略部」を新設したと発表した。新設部門はニコンの本社機能の一部で、映像事業でのグローバルなマーケティング戦略やマーケティングコミュニケーション関連業務を牽引する。

発表資料によると、これまで本社の映像事業部内で分散して行っていた業務をシンガポールへ移管・集約して、部門を新設した。この新設部門は、映像事業部の担当者に加え、新規採用のメンバーを含めた新チームで構成し、グローバル市場のマーケティング活動の要となるメディア・プランニングや市場調査、マテリアル制作などの業務を統括する。

映像事業の競争力を強化する狙い。スマートデバイス市場の拡大は、デジタルカメラの技術進化を加速させるとともに市場そのものにも変化をもたらせているという。グローバルビジネスの拠点の一つであるシンガポールにグローバルマーケティング戦略部門を新設することで、市場の変化に対応させる。(ZUU online 編集部)

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