トヨタ自動車 <7203> は8月4日、2016年3月期第1四半期決算(2015年4~6月期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.9%増の6兆9876億円、営業利益は9.1%増の7560億円と増収増益となり、2年連続で4〜6月期としての過去最高を更新した。純利益は前年同期比10%増の6463億円だった。

日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、211万4000台で、前年同期に比べて5.7%の減少。国内では7.1%減と厳しかったが、北米などでは販売が好調で、為替の対ドルでの円安の影響で収益を押し上げた。原価改善の効果もあった。

また、トヨタは16年3月期通期の業績見通しも修正し公表した。売上高は前期比2.1%増の27兆8000億円の見通しで、従来予想は1%増の27兆5000億円だった。税引き前利益は3%増の2兆9800億円とした。従来予想から100億円上方修正した。営業利益と税引き後の純利益は据え置いた。(ZUU online 編集部)

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