ワタミ <7522> は8月11日、2016年3月期第1四半期(2015年4〜6月期)決算を発表した。国内外食事業や宅食事業で不振が続き、連結決算は減収減益となった。純損益は15億4200万円の赤字で、前年同期の9億9200万円の赤字から拡大した。
売上高は前年同期比12.5%減の345億円だった。営業損益は9億5400万円の赤字(前年同期は1億1500万円)、経常損益は12億円の赤字(同4億3500万円の赤字)で、いずれも赤字幅を拡大させた。
国内外食事業では4店舗を新規出店する一方で、不採算店舗26店舗の撤退を行った。既存店の売上高は前年比89.6%にとどまり、国内外食事業全体の売上高は31.2%減の113億円だった。宅食事業の売上高は9.5%減の92億円だった。介護事業では売上高は前年同期を上回ったものの、事業損益は1億3400万円の赤字となった。
16年3月期通期の業績見通しは従来想定を据え置いた。売上高は前期比6.7%減の1488億円。営業損益は13億円の黒字、経常損益は5億円の黒字、最終損益は10億円の黒字見通し。(ZUU online 編集部)
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