(写真=PIXTA)
「337万人」。これは、総務省の労働力調査による建設技能労働者の数(2010年)だ。1995年の447万人と比較すると、100万人以上の減少となる。団塊世代の引退によるさらなる労働力人口の減少が進む中、職人不足問題にどう対応すればいいのか。3人の専門家に集まっていただき、解決策を探った。
僕らのやっていることが魅力的になれば成り手の確保はできる
(写真=リフォーム産業新聞/
クラフツメンスクール 仲本純 代表理事
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中小企業の専門施工店自らが職人育成をするというコンセプトで作った学校「クラフツメンスクール」を2014年に設立。学校運営を通じ「建築職人が輝き続ける新しい文化の創造」を目指す。
伝統的な仕事だけのフォーカスではなく変化に強い職人へ
(写真=リフォーム産業新聞/
建設職人甲子園 小山宗一郎 代表理事
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「共に学び、共に実践、共に輝く」を合言葉に、建設職人によるプレゼン大会を実施。現在、活動を全国に拡大しつつあり、新しい職人の価値創造を進めている。
魂が徐々に薄くなってきている全員共有、チームが非常に重要
(写真=リフォーム産業新聞/
塗魂ペインターズ 宮嶋祐介 青年部長
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塗装会社によるボランティア活動団体。活動を通じ「人」に愛され「地元」に愛され「社会」に愛される塗り替え施工店の拡大を目指す。