ANAホールディングス(HD) <9202> は8月19日、2015年度下期の航空輸送事業計画の一部を変更することを明らかにし、その中で日本から唯一の直行便となる成田=ブリュッセル(ベルギー)などを新たに就航すると明らかにした。

今回、ANAは今年後半に新規に成田=ブリュッセル、羽田=広州、羽田=シドニーを開設する。発表によれば、日本国内からブリュッセルへの直行便としては唯一となり、国際線ネットワークを充実させる形になりそうだ。

日本中国間の路線での増便について、同社は「今年5月の日中両国による政府間協議の合意を受け、訪日需要の牽引役である中国線についても、羽田で新規開設・増便を実施する」と説明した。

新規就航予定の国際路線の運行開始時期については、成田=ブリュッセル、ならびに羽田=広州については、10月25日となる。また、羽田=シドニー線は12月25日に運行を開始する見通しだ。

国内線についても同社は、今回、7路線で増便を実施。運行便数が増えるのは、羽田=関西、羽田=石垣、伊丹=福岡、仙台=札幌、沖縄=石垣、福岡=仙台、沖縄=宮古の各路線。羽田=関西の運航便数が1日あたり4便から、同5便に増えるほかは、季節需要に応じた期間限定の増便となる。

また、同社は就航路線について「国際線ネットワークの拡充を進め、堅調な訪日需要と北米~アジア間の渡航需要の高まりに応えるべく、『首都圏デュアルハブモデル』の強化を着実に進める」などとしている。(ZUU online 編集部)

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