矢野経済研究所は20日、国内住宅リフォーム市場に関する調査結果を発表した。2014年の住宅リフォームは前年比3.6%減の6兆6990億円だった。

分野別では増改築に関わる費用が同11.4%減、設備修繕・維持関連費が同3.5%減、家具・インテリア等が同7.2%増。

15年は同0.8%減の6兆6460円と、ほぼ横ばいの推移を予測している。16年に消費再増税前の駆け込み需要が想定されるため、15年は大きな需要の変動はなさそう。経年劣化による実需の設備修繕・維持関連費は底堅いとみられる。

20年の市場規模は14年比で約9%増の7.3兆円。設備修繕・維持費が住宅ストックや世帯数の増加に伴って増加し、市場全体が拡大する見込み。25年は7.4兆円、30年は7.3兆円と、長期的には世帯数の減少が影響し、縮小基調に向かうと予測している。(ZUU online 編集部)

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