三越伊勢丹ホールディングス <3099> と日本航空 <9202> は8月24日、利用者へのサービス向上や相互送客による企業価値向上を目的に、包括的業務提携に向けた検討を始めることで合意したと発表した。
具体的な業務提携内容としては、既存顧客の相互送客と新規利用者の獲得を目的に、三越伊勢丹のポイントとJALのマイル(JALマイレージバンク)の交換サービスを2016年4月から始めるほか、JALと三越伊勢丹の両社で新たな価値を持つ提携カードの発行などを検討する予定という。
両社の顧客接点やノウハウ、スキルを活用した「三越伊勢丹の店頭販売商品やJAL機内販売商品」、「旅行商品」などを新たに共同で開発するほか、両社の海外拠点を活用したプロモーションや三越伊勢丹での買上品の空港への配送サービスなどのアウトバウンドやインバウンド対策も検討する。
総人口の減少に伴う市場規模の縮小や小売業における百貨店各社や大規模ショッピングセンター、量販店などとの競争激化、航空業でもLCCを含むエアライン各社との競争激化がある中、連携し付加価値の高い商品やサービスを展開することで、新規顧客獲得などに役立てる考え。(ZUU online 編集部)
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