三菱商事 <8058> は27日、インド最大手の肥料製造・販売会社と合弁会社を設立し、インド国内農薬販売事業に参入すると発表した。
インドのインディアン・ファーマーズ・ファーティライザー(以下、IFFCO社)と合弁会社を設立する。出資比率はIFFCO社が51%、三菱商事が49%。三菱商事とIFFCO社は、これまで長期にわたって取引関係にあった。
IFFCO社はインド最大手の肥料製造・販売会社。傘下の農協組織を通じて、インド全土に販売網を有し、農家が必要とする高品質な肥料を提供しており、国内において絶大なブランド力を構築しているという。設立する合弁会社「IFFCO-MC社」では、このIFFCO社の持つ販売網とブランドを活用し、今年10月から除草剤・殺虫剤・殺菌剤を中心とした農薬の販売を行う。
発表によると、2014年のインド農薬市場規模は約2500億円で、世界農薬市場の約5%を占めている。食生活向上や人口増加等の環境を背景に、今後も堅調な需要拡大が予想され、2017年度には約3500億円となる見込みという。(ZUU online 編集部)
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