地中海,島
(写真=PIXTA)

欧州で難民問題が深刻化するなか、自国が直面している財政困難などを理由に、全面的な救済を渋る受入国や受入れ自体を拒絶する国も出てきた。EUの再協議では、難民の受入れ分担の義務化も提案されたが、少なくとも10月の首脳会議までは、正式な決定は下されないだろう。

そんな厳しい現状を少しでも緩和できればと、難民シェルター用に島の購入をするというアイデアをTwitter上で公開したのが、エジプト屈指の大富豪ナギーブ・サウィリス氏。「中東とアフリカから欧州に流出している難民を救う為なら、金に糸目を付けない」と、現在、ギリシャ・イタリア間の孤島を物色中だ。

CNNによるとサウィリス氏は「簡単な話だ。あの周辺には沢山使われていない島が余っているんだ。10万人や20万人収容するくらい簡単だろう。私に島を売ってくれれば、仮設住宅を建てて難民を収容する。ボートが到着するための港も作る。島に流れて来た人は自分達の家や学校、病院、大学、ホテルなどを建てて、私がその賃金を支払うという仕組みだ。島の人々はいつでも好きな時に出て行けるし、いつでも帰って来れる」と、自らのアイデアに自信満々の様子。

オラスコムTMTの最高経営責任者であるサウィリス氏は、エジプトを代表するビジネスマンとして名が知れており、政党にも出資している。また、実兄のナシフ・サウィリス氏は、エジプト一の上場会社オラスコム建設の会長である。

サウィリス氏のオファーに未だ何の反応も見せないギリシャとイタリアに対し、氏はこうコメントする。「政治家は冷たいと感じる時がある。私が必要なのは、難民を受け入れる島を作っても良いという許可だけなんだ。後の事は、全て私に任せればいい。私が島を買い、人々に職を与え、補給業務を行う。必ず上手く行くはずだ」

ちなみに、新しい国家として命名するならば?という質問に「"ホープ(希望)"なんてどうだろう?」と氏は答えた。(ZUU online 編集部)

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