CEホールディングス——中小規模の病院向けの電子カルテシステムに強み
子会社のシーエスアイにて医療機関向けの電子カルテシステムの開発・販売や、医療情報システムの受託開発を手掛けるCEホールディングスも電子カルテ化の流れの中で注目の企業である。
同社の電子カルテシステムは中小規模の病院向けの電子カルテが主力で、病院向けの電子カルテ市場でシェア約13%を獲得し、業界3位の地位を築いている。そのため、今後中小規模の病院が電子カルテ化を進める際に、売上を大きく伸ばす可能性は高い。
同社の2013年9月期決算では総売上高67億9200万円のうち67億3500万円を電子カルテシステム事業が占めているため、このセグメントの業績向上が与えるインパクトは大きい。
ビー・エム・エル——クリニック向け電子カルテシェア2位
ビー・エム・エル <3745> は規模の大きな病院向けに強みをもつ前出のソフトウェア・サービス <3733> とは異なり、クリニックや診療所向けの電子カルテ市場で市場シェア2位の企業である。1位はパナソニックヘルスケア。
ビー・エム・エルは、臨床検査事業と医療情報システム事業、関連事業という医療関連領域に事業領域を絞り込んでおり、電子カルテ化が進めば、売り上げ、利益ともに増加が期待できるし、企業業績に与えるインパクトは大きいだろう。 (ZUU online 編集部)
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