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(写真=Thinkstock/Getty Images)

「家財保険」は火災保険に付帯されている「家財の損失をカバーするための保険」と日本では定義されているが、欧米では一般的に「住居保険(home insurance)」という名称で知られ、持ち家ならば「建物保険」や「家財を含めた建物保険」、借家であれば「家財保険」と用途によって細かく分類されている場合が多い。

日本の火災保険も欧米の家財保険も、従来は保険会社の定義による「住まいにあるもの」に基づいてパッケージが組まれており、通常はPCを含めた電化製品、家具、衣類、貴金属などが保険の対象となっている。パッケージに組み込まれていない物に保険をかけたい場合は、追加料金が発生するという仕組みだ。


オンデマンドのカスタムメード保険

しかし「守りたい物」への価値感は個人によって異なる。3年前にシリコンバレーの有名企業家、スコット・ウォルチェク氏によって設立されたTr ō vは、「これをカバーしてくれる代わりに、こちらをカバーしてくれれば良いのに」という消費者の声に応えて、オンデマンドでパッケージのカスタムが可能なまったく新しい家財保険アプリを開発。

「Trōv i」は所有品のデータをリスト化して単品ごとに損害価格を設定してくれ、利用者は価格を参考に自分の守りたいものに守りたい期間、保険をかけることが可能だ。

例えば「レアなレコード5枚をカバーしたい」「旅行中のみカメラとスマートフォンをカバーしたい」など、様々な細かいニーズに対応できる点が、既存の家財保険と大きく異なる点だ。


スマホ1台で申込みから請求まで

申込みから請求まで全てのプロセスがスマートフォン対応で、Facebookなどのソーシャルネットワークからログインが可能。ネットショッピングもメールボックスに届いた領収書から自動で読み込んでリストに追加してくれるなど、煩わしさや複雑さを一切省いた便利アプリだ。

タッチスクリーンに軽く触れるだけで、リストの整理やブラウジングが簡単にできて、操作の簡単さも申し分ない。請求には「チャット・ロボット」と呼ばれるチャット・システムが導入されており、こちらも次世代保険にふさわしい進展だ。

「Trōv i」は世界に先駆け、2016年前半に英国とオーストラリアでサービスの開始が予定されている。 (ZUU online 編集部)

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