日本円
(写真=PIXTA)

日銀は2日、11月のマネタリーベース(資金供給量)を発表した。世の中に出回るお金の量は、11月の月末残高で343兆6698億円だった。月末残高が前月比を下回るのは16カ月ぶり。当座預金残高が前月比で1兆3232億円減となったことが影響した。

11月の平均残高は前年同月比32.5%増の343兆7218億円で、平均残高ベースでは過去最高を更新した。内訳は日銀当座預金が47.1%増の246兆5776億円。紙幣の発行残高は6.2%増の92兆4879億円。貨幣(硬貨)の流通高は0.9%増の4兆6563億円だった。

日銀は昨年10月にマネタリーベースを増やす方針を決めている。長期国債などを買い入れる大規模な金融緩和を実施しており、資金供給量の増加が続いている。(ZUU online 編集部)

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