ビットコイン
(写真=Thinkstock/Getty Images)

過激な発言で知られる米金融ジャーナリスト、マックス・カイザー氏のクリプト・ファンド・ベンチャー、ビットコイン・キャピタルが、立ち上げ1年で既に500人を超える投資家から総額100万ドル(約1億 2325万円)を調達しているという。人気の理由は、カイザー氏のカリスマ性と、ビットコイン・キャピタルのユニークなビジネス・スタイルだろう。

「以前から典型的な金融システムが嫌いだった」というカイザー氏は、起業家、ジャーナリスト、投資家など多彩な顔を持つ金融界の鬼才的存在である。


元JPモルガンの役員を「悪魔の化身」呼ばわり

そのシャープな毒舌ぶりには定評があり、つい最近も米金融誌のインタビューで、ビットコイン・ベンチャー、デジタル・アセット・ホールディングスを3月に立ち上げた元JPモルガン・チェース役員、ブライス・マスターズ女史を「悪魔の化身」呼ばわりするなど、歯に衣を着せぬ発言で論議を醸し出すことが多い。

ビットコインがまだ3ドルで取引きされていた頃から「先物投資」していたカイザー氏は、今回のビットコイン・キャピタルの設立にあたり、オンライン・クラウド・ファンド会社、Bnk To The Future.comの設立者であるサイモン・ディクソン氏と手を組み、新しい投資システムの構成にチャレンジしている。


新しい仮想通貨ベンチャーでスタートアップの盛り上げを狙う

ビットコイン・キャピタルは資金の3分の1をビットコインなどの仮想通貨に、残りをスタートアップなどに投資するというシステムをとっている。

顧客は発掘による収益配当を毎日受け取ることができるほか、投資を通してビットコインやブロックチェーンについての知識を深めるチャンスが与えられているなど、従来の投資スタイルとはまったく異なるアプローチを採用している。

収益配当金は新しいビットコインで支払われるが、発掘作業には複雑なハードウェアを使用して新しいビットコインの安全性を確保するなど、セキュリティー面でも細心の注意を払っている。

スタートアップを支援するクリプト・クラウド・ファンディング・サイト「Start JOIN」も運営しているカイザー氏とディクソン氏は、「ビットコイン・キャピタルでは、誰もがクリプト・ファイナンシャル・ビジネスを体験することが可能だ」と、この新しい仮想通貨ベンチャーがスタートアップのビジネス・モデルとなることに期待を寄せている。 (ZUU online 編集部)

【関連記事】
・マウントゴックス=ビットコインではない 日本でイメージ悪化も世界での評価は依然高い
・投資家必見!IPO当選確率を上げる5つの方法
・日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・社会人注目!日経新聞・四季報などがネット上で全て閲覧可!その意外な方法とは
・なぜ今「投資漫画」なのか。『インベスターZ』著者が語る「お金」とは?