(写真=Thinkstock/Getty Images)
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英ファイナンシャル・ニュース・プロバイダーFinextraが、今年最もユーザーアクセス数の高かったマネートピックを各月ごとにピックアップ。世間の関心がブロックチェーン・テクノロジーを始めとするイノベーションに集中した1年だった。

1月 デロイト「NFCテクノロジーがモバイル決済の転換点に」

「モバイル決済の需要が2015年に1000%の伸びを見せる」と米デロイトが予想。

2月 BBVA会長「デジタル化で世界の銀行の半分が消滅する」

スペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)の会長兼CEO、フランシスコ・ゴンザレス氏が、テクノロジーが銀行の脅威となることを予言。

3月 「BBVAは将来的にソフトウェア会社に転身する」

自らの予言の回避対策として、ゴンザレス氏は銀行業務からソフトウェア開発への転身を検討していることを公表。

4月 「銀行がブロックチェーン・ワールドに参入」

スイスのUBSがファイナンス業界におけるブロックチェーン・テクノロジーの可能性探索する目的で、ロンドンにイノベーション・ラボを開設。

5月 「新EU決済サービス指令(PSD2)のプレッシャーに銀行が動き出す」

Finextraの実施した調査から、市場競争の引き金となることが予想される2016年の新決済規制導入(PSD2)に備え、欧州の銀行が本格的なシステム改革に突入したと判明。

6月 「カナダ上院委員会がビットコイン規制を要請」

カナダ上院委員会は国内におけるビットコインの取引に関し、「何らかの規制が必要」という調査報告書を提出。

7月 「ING銀行が声紋認証モバイル決済サービスを導入」

オランダのING銀行が世界初となる声紋認証モバイル決済アプリの配信を開始。

8月 「ブロックチェーンが金融業界に大混乱を招く」

既に多数の銀行がブロックチェーン・テクノロジーへの投資を開始していたにも関わらず、BBVAのエコノミストはブロックチェーンの導入に懸念を示すレポートを発表。

9月 「ブロックチェーン共有プロジェクト、R3開始」

米ゴールドマン・サックス、JPモルガンを始めとする大手銀行9社が、共同でブロックチェーン・テクノロジーへの参入を本格化。

10月 「欧州議会がPSD2を採用」

イノベーションを促進すると同時に消費者への保護を強化する目的で、欧州議会によって見直し、修正されたサービス指令が有効化。

11月 「Visaがブロックチェーン採用に向け、スタートアップと提携」

Visaが分散型レジャー・スペシャリスト、Epiphyteとの提携で、海外送金サービスにおけるビットコインとブロックチェーン採用の可能性を探索。

12月 「テクノロジーは消費者にとってさほど重要ではない」

最新テクノロジーの導入を「顧客獲得戦争に打ち勝つ唯一の手段」と見なす銀行をしり目に、消費者は従来の金融サービスで満足していることが英調査から判明。一連のイノベーションをわずらわしく感じている消費者も多い——という予想外の展開に。(ZUU online 編集部)

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