総務省が25日発表した11月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は27万3268円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.9%減少した。減少は3カ月連続。総務省は消費支出の基調判断について9、10月の「横ばいの状況」から「弱い動きがみられる」と、3カ月ぶりに下方修正した。

消費支出の内訳をみると、洋服などの被服および履物が13.8%減、保健医療が3.8%減、自動車関係などの交通・通信は1.9%減だった。一方、設備修繕などの住居、教育などは増加した。気温が高めで推移したことから冬物衣料が低迷したことが影響したとみられる。

自営業者などを除く勤労者世帯の1世帯当たりの収入は実質で1.8%減の42万5692円で3カ月連続の減少だった。(ZUU online 編集部)

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