経済産業省は28日、11月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値を発表した。鉱工業生産指数は前月比1.0%低下の97.8だった。マイナスは3カ月ぶり。生産の基調判断は「一進一退で推移している」に据え置いた。

生産を業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業(除.医薬品)、金属製品工業等が低下し、プラスチック製品工業、非鉄金属工業、その他工業等が上昇した。

出荷指数は前月比2.5%低下の96.3だった。業種別にみると、石油・石炭製品工業、鉄鋼業、化学工業(除.医薬品)等が低下し、プラスチック製品工業、非鉄金属工業が上昇した。在庫指数は0.4%上昇の111.8。在庫率指数は2.9%上昇の115.2だった。

同時に発表した製造工業生産予測調査では12月が0.9%上昇、16年1月は6.0%上昇を見込む。(ZUU online 編集部)

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