(写真=PIXTA)
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「世界で時間に正確な空港ランキング」が発表され小型空港から伊丹空港、大型空港から羽田空港がそれぞれ1位となったことが分かった。

旅行・運輸業界へ向け時刻表などを提供している英国企業のOAGによるもの。

ランキングでは小型、中型、大型空港別にランキングが発表されているが、日本の空港がランクインした小型空港(年間搭乗シート数1000万以下)と大型空港(同2000万以下)のトップ10をそれぞれ見てみよう。

小型空港 日本が1位!

1位 伊丹空港(日本)
2位 ブリュッセル・ サウス・ シャルルロワ 空港(ベルギー)
3位 トキュメン国際空港(パナマ)
4位 スタヴァンゲル空港(ノルウェー)
5位 ベルゲン空港(ノルウェー)
6位 ケルン・ボン空港(ドイツ)
7位 アデレード空港(豪州)
8位 ワルシャワ・ショパン空港(ポーランド)
9位 ブリストル空港(英国)
10位 ハノーバー空港(ドイツ)

小型部門の1位に輝いたのは大阪伊丹空港。2014年の93.2% をさらに上回る93.9%という驚きの時間の正確さ(OTP)だ。同様に2014年の順位をキープしたブリュッセル空港も、OPTが93.1% から 93.6%に伸びている。

3位には、運航範囲では2位のブリュッセルをしのぎ、OTPでも92.6%と大きな飛躍を見せたパナマのトキュメン国際空港が新たにランクイン。上位20位の平均OTPは2014年同様89.8%。平均渡航範囲は92.5%。

大型空港

1位 羽田空港(日本)
2位 ミュンヘン空港(ドイツ)
3位 サンパウロ/コンゴーニャス空港 (ブラジル)
4位 ミネアポリス・セントポール国際空港(米国)
5位 シドニー国際空港(豪州)
6位 メルボルン空港(豪州)
7位 シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)
8位 ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(米国)
9位 フランクフルト空港(ドイツ)
10位 シアトル・タコマ国際空港(米国)

前年の首位だったミュンヘン空港を抑えて今年の1位に選ばれた羽田空港は、OTPを87.9%から91.3%まで改善し、唯一90%台に乗った大型空港だ。3位のサンパウロ/コンゴーニャス空港は初エントリーとなった。

意外なことにアジア諸国から上位ランクインを果たしたのは、羽田とシンガポールのチャンギ国際空港のみ。大半はオーストラリアと米国勢が占めており、「世界トップ10空港」と呼び名の高いヒースロー空港(英国)や北京首都国際空港、香港国際空港などは圏外となっている

上位20位の平均OTPは昨年の82.9%から83.3%にアップ。小中部門と比較すると低めだが、大型空港ゆえに混雑のスケールも大きいといったところだろう。

また、中型部門では2014年の3位だったコペンハーゲン空港が、OTPで89.8% から88.5%に落ち込んだにも関わらず今年の首位に。2位は88.5%の昨年同様モスクワ空港、3位にはOTPを88.4%まで引き上げ6位からランクアップしたヘルシンキ空港が選ばれた。アジアからは選出されなかった。(ZUU online 編集部)

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