激安航空会社はサービスもやっぱり激安?

ユナイテッド航空やパキスタン国際航空といった老舗会社とともに、近年急成長を遂げたイージージェットやタイガーエア、スマートウィングスなどの激安航空会社も、価格の安さ以外には評価すべき点が見当たらないようだ。

「結局安物の航空会社は安物のサービスしか提供できない」というイメージが消費者間では定着しており、逆に「激安航空会社に標準的なサービスを期待する方がおかしい」という域にまで達している。

これらの激安航空会社は予定時刻通りの運航が稀なうえ、キャンセルも多く、荷物が消えるトラブルも多発しているという。

航空会社側はより低価格で商品を販売する目的で、水準を保つうえで不可欠なサービスさえ切り捨てており、それがそっくりそのまま評価に跳ね返っているといえる。

ペガサス航空などは現在、機内食が別料金になっているようで、基本的には「飲み物すらでない」との声も聞かれるほどの、徹底的な「倹約サービス」ぶり。

ランクインした航空会社の中には、ライオン・エアーのように、パイロットがフライトの数時間前に、覚せい剤の使用で逮捕されたという恐ろしいスキャンダルを起こした例も。
節約のお得感を優先させて運試しをするか、サービスの行き届いた快適な空の旅を優先させて安全牌をとるか。個人の価値観の差が問われるところだ。

できれば避けたい航空会社はこの15社

15位 USエアウェイズ(米)1939年 3つ星
14位 フロンティア航空(米)1994年 3つ星
13位 ユナイテッド航空(米)1926年 3つ星
12位 タイガーエア(シンガポール)2003年 3つ星
11位 イージージェット(英)1995年 3つ星

10位 パキスタン国際航空(パキスタン)1946年 3つ星
9位 ライアンエアー(アイルランド)1985年 3つ星
8位 中国東方航空(中)1988年 3つ星
7位 ライオン・エア(インドネシア)1999年 2つ星
6位 スマートウィングス(チェコ)2004年 2つ星
5位 スピリット航空(米)1980年 2つ星
4位 ネパール航空(ネパール)1958年 2つ星
3位 ペガサス航空(トルコ)1990年 2つ星
2位 ブルガリア航空(ブルガリア)2002年 2つ星
1位 高麗航空(北朝鮮)1954年 1つ星

(ZUU online 編集部)

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