アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

引き続き米国の大統領選挙に振り回されそうです。本日も朝から為替が大きく円安に振れ、乱高下となっているのですが、これでも米FBI長官のコメントが伝わったものと考えられています。ほんの今までと全く状況が変わって来ましたが、まだまだこんな調子で振り回されそうです。

そもそも、米国の大統領が誰になっても特に何が大きく変わるということでもないだろうと先週も述べてきましたが、株式市場でも為替の市場でもちょっとしたことで一斉にアルゴリズム取引が動いてしまうようで、なかなかついて行けません。目先の値動きについて行けないということなのですから、やはり、ここは大きな流れを見て、目先の動きに振り回されても平気なようなポジションが必要ということでしょう。

米国市場が冴えない展開になったことから本日の日本市場も売り先行となりそうです。ただ、売られすぎている銘柄も散見されることもあり、為替が落ち着いてくれば、買戻しなどが入って戻りを試す場面も出てきそうです。特に心配はないと思うのですが、米国大統領選挙を気にする向きも多く、買えない状況であり、戻れば売られるということになりそうです。

17,000円をあっさりと割り込んだのですが、節目とみられる16,800円水準ではしっかりと買い直されるという感じです。目先的には17,000円が上値となり、再度16,800円、あるいは16,500円~600円水準を試すこともあるのでしょうが、大きく下落するということはないと思います。

本日の投資戦略

日銀が買っているということで堅調となっていたものが米大統領選挙に対する「不透明感」から売られるということになりました。米国の大統領が誰になっても特に何が変わるということでもないのでしょうが、何か騒ぐ材料を探しては騒いでいるという感じです。

今回の調整も日銀の金融政策決定会合の結果発表まで買戻しや買い直しをしていた向きが終わったので買わなくなったということが急落の要因ということだと思います。為替が円高に振れたということも日銀の追加緩和がなかったということの影響もありそうです。大統領選挙というよりは米国の好調な経済指標の発表などを受けて、米国の利上げの影響が懸念されているということもあるのだと思います。米国が利上げをして日本が追加緩和をするという期待が懸念に変わったということでしょう。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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