アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

冷たい雨が降って、何となく気分も冴えないのですが、株式市場は依然として堅調となっています。日経平均は11月に6連騰、そして12月にも6連騰と異様な強さとなっています。日銀がETFを買っているということで売り難いのでしょうし、カラ売りが積み上がっているから買い戻しを急ぐ動きで指数が押し上げられているということだけ、つまりは目先の需給だけということなので、いつ反転してもおかしくはないのですが、もうそろそろと言い飽きてきた感じです。弱気な人たちが強気に転じたところが天井なのでしょうから、本当にいったん天井は近いと思います。

先日来、アルゴナビスの生徒や投資家の方とお話をしていて感じるのですが、株の話をするところが欲しいということでした。そもそもアルゴナビスのトレーディングプラザも「投資サロン」としても使えるように考えていました。気軽に立ち寄れる場所ということにしたいのですが、ふさわしくない人が入ってくると皆が迷惑するので、会員制でのサロン=図書館としてアルゴナビスを提供しようと考えています。運営維持費も必要ですので、年会費と何かあった時の「保証金」として預けていただければ、運営費が賄えます。是非、皆で会員になっていただければと思います。申し込みは info@argonavis.co.jp までご連絡ください。

為替は比較的落ち着いて、米国株が高いことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高いことから買い先行となりそうです。昨日の相場でも日銀のETF(上場投資信託)買いが入っていたことなどから売り難さも出ているのですが、さすがに米国でのFOMC(公開市場委員会)を控えて手仕舞い売りも嵩んできそうです。指数は堅調となるのでしょうが、個別には先駆した金融株やハイテク銘柄などが手仕舞い売りに押され、出遅れ感があった食品株などが買われるということになりそうです。

19,000円台でもしっかりと日銀が買ってくるということですから、19,000円を割り込むことはないという雰囲気になってきていると思います。ただ、さすがに一気に上値を買い上がるには買い疲れ感や目先的な過熱感もあり、19,000円台前半での動きが続きそうです。米国のFOMCで利上げが行われ、出尽くし感で一気に手仕舞いで売られるということもありそうですし、利上げ見送りとなると円高になって売り急ぐことになるのでしょう。

本日の投資戦略

昨日の日本市場はようやく一服となるかと思ったのですが、引き続き日銀が買っているということで日銀の買いに個人投資家の売りが向かっているというような感じです。ヘッジファンドなど海外勢の買いも一服となっている感もあるのですが、日銀が買うからということだけでも売り難さが出ているということなのでしょう。

ただ、逆に下がるべきところで下がらないということになるといったん下がり始めると大きな下落となるという可能性もあり、ここからは逆に買い難くなりそうです。米国のFOMC(公開市場委員会)をきっかけに手仕舞い売りに押されるということもありそうです。米国の利上げをどこまで織り込んでいるかということなのでしょうが、来年の3回の利上げまでも織り込んでいるということになると、利上げが決定されてもされなくてもいったん売られるということではないかと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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