アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

数年に1度というような強烈な寒波が来ているということで北海道や東北、北陸地方は猛吹雪となりそうで、是非気を付けていただきたいものです。株式市場は下がりそうで下がらず堅調な地合いが続いていますが、下がらないから上がらないという状況で非常につまらない相場となっています。ここは焦ることなく、しっかりと方向を見極めてから対処しても良いでしょうし、買える銘柄をしっかりと買っておくということで良いのでしょう。

昨日の相場で注目すべきは三菱UFJ <8306> やトヨタ <7203> など安値引けとなった大型銘柄が多かったということです。ここまでの相場をけん引していたものが最後に売られたということは何かを示唆しているということではないかと思います。こうした「変化」に気を付けておくと、相場の大きな流れの変化につながるということにもなり、この後の流れを読む参考になると思います。指数への寄与度が比較的大きな大塚HD <4578> が指数に採用されるということは指数に変化が出る可能性もあり、日経平均の動きには注意が必要です。

米国株はまちまち、為替も右往左往しながら方向感に乏しく、本日の日本市場は方向感に乏しい展開になりそうです。米新大統領の記者会見や英国のEU(欧州連合)離脱問題などが取りざたされ、これまでのお金の流れにも変化が見られるなかであえてここで積極的に売り買いするということでもないでしょう。下がれば下がったで日銀や年金の買いを気にしながら買い戻しを急ぐ動きになり、上がれば上がったで手仕舞い売りも嵩んでくるということで方向が見えない感じです。目先の需給で右往左往することになりそうで、幕間つなぎ的に値動きの軽い小型銘柄などが物色されそうです。

19,500円を超えるという雰囲気でもなく、19,000円を割り込むという雰囲気でもなく、19,300円水準でうろうろとしている感じです。為替次第、目先の需給次第ということなのでしょうが、当面19,000円の節目と19,500円の節目をどちらに放れるかということを見ておけばよさそうです。

本日の投資戦略

売り買いの材料に乏しく、「トランプ次期大統領の記者会見」が大きく注目されていますが、特に何が出るということでもないような気がします。これまでの言動と同じように「アメリカ ファースト」ということで、出来そうなこと、そして出来そうもないことなどを話すということなのではないかと思います。実際にここで政策などがはっきりとするということでもないのでしょうから、期待外れということになるのではないかと思います。

昨日も述べましたが、米国の金利状況など少し変化が出てきたようです。為替もドル高を嫌気するような感じでもあり、ここから一気に円安とか、米国の金利が上昇するということにはならないのではないかと思います。日本株も特にここから一気に買い上がるだけの材料もなく、ドル高を嫌気する動きも出て、円高となれば、いったん調整となるのでしょう。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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