昨日は久しぶりに細い月を見ました。朝は火星が光っており、やはりたまにはのんびりと空を見るのも良い感じです。本日は2回目の「プレミアムフライデー」ですが、「期末に休めるわけがない!」という意見も多いようです。ただ、逆に前から本日が祝日として考えて仕事をこなしていれば何ら問題はないと思います。

「プレミアムフライデー」として定着するのは良いことではないかと思い。アルゴナビスでも花見でもしながら(映像ですが)一杯やろうということにしています。どなたでもご参加ください(参加費2千円)。株式市場もどうやら底堅さも見られ、当面は暴落の懸念も少ないのではないかと思います。暴落をするとすれば積み上がった空売りがなくなったところということではないかと思われます。決算のつなぎ売りを除いた信用取引の売り残高が大きく減少してくるところからは急落を警戒するということで良いのだと思います。

米国株が堅調となったことや為替が円安になったことで本日の日本市場は買い先行となりそうです。月末・期末に加えて週末ということでもあり、持ち高調整の売り買いなどで振らされる場面もあるのかもしれませんが、手仕舞い売りが一巡となった感があれば買い戻しやお化粧買い期待などから買いが優勢となりそうです。小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。

19,000円台はキープできそうだという雰囲気になって来ました。19,000円を意識するところでは買い戻しなども入るということなのでしょう。ただ、逆に上値を買い上がる材料もなく、配当取り後の手仕舞い売りも嵩んで来そうで上値も限定的となりそうです。買い戻しを急ぐ動きが強まれば上値を試すことになるのでしょうが、いずれにしても19,000円台前半での動きが続きそうです。

アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

本日の投資戦略

上がれば売られ、下がれば買われるというような展開が続いていますが、期末要因での売り買いなどもまだまだありそうです。どうやら為替も大きく円高に振れるということでもなく、落ち着きつつあり、徐々に買える銘柄なども出て来そうです。ただ、手仕舞い売りもまだまだありそうで上値も下値も限られそうです。

米国の金利動向に振らされている感じですが、米国の金利は上昇傾向、日本はまだまだ緩和状態が続くということですから、当面は円安傾向にあるとみておいて良いのだと思います。ドル高を嫌気する動きもあるのでしょうが、ある程度のドル高は許容範囲ということでもあり、円高懸念から売られた銘柄などの反発も期待されます。

清水 洋介(しみず ようすけ)

証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

【編集部のオススメ記事】
「信用経済」という新たな尺度 あなたの信用力はどれくらい?(PR)
資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
会社で「食事」を手間なく、おいしく出す方法(PR)
年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)