今のところ先週の満月の日が高値ということになりそうです。先月もそうでしたが、オプションSQ(特別清算指数)が相場の転機になるということも多いのですから、手仕舞い売りを考えているときの北朝鮮のミサイル発射などは案外しっかりと反応する可能性もありそうです。

ただ、一方でさすがにオプションに対するヘッジの先物買いはなくなったのでしょうが、信用取引の売り残高が依然として多く、少し下がると手仕舞いの買い戻しが入るということもありそうです。どこまで売り方が我慢できるかということ、買い戻しがどこで入るかということで下値めどが決まりそうです。逆に買い上がられるということであれば、買い戻しを急ぐ動きも出てきそうで再度2万円水準を試すことになるのでしょう。

週末の米国株はさえない展開になり、夜間取引やシカゴ市場で日経平均先物が売られていたこともあり、本日の日本市場は売り先行となりそうです。先週のオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む買いも終わったことや北朝鮮のミサイル発射を嫌気する動きも売り要因となりそうで、主力銘柄など上値の重さが気になるものから手仕舞い売りに押されることになりそうです。

2万円を付けなかったことでの失望感が強まるかどうかということになりそうです。調整となるものと思われますが、下値めどとしてはまずは19,500円~600円水準までの調整があるかどうかということになりそうです。円高が進むようであればさらに19,200円~300円水準、あるいは19,000円程度までの調整があるかもしれません。

本日の投資戦略

アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

週末もオプションSQ(特別清算指数)値は高かったのですが、寄り付きの買いだけという結果になりました。まだまだ空売りも多いので少し下がるとすかさず買い戻しが入るということなのでしょうが、2万円を抜けなかったということで、手仕舞い売りを急ぐ場面もありそうです。

個別の企業の株価の動きを見てみてもさすがに上値が重いという感じのものが多くなっています。SQをきっかけに相場が変わるということも多く、先月もSQまで下落して週明けから地政学リスクもなくなって上昇が始まったという展開で今回は全く逆のパターンということもありそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)

証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

【編集部のオススメ記事】
2017年も勝率9割、株価好調の中でもパフォーマンス突出の「IPO投資」(PR)
資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
株・債券・不動産など 効率よく情報収集できる資産運用の総合イベント、1月末に初開催(PR)
年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)